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【戦争の話】見て頂きたいDVDと葉書

本日、8月15日は、終戦記念日です。

第二次世界大戦終結から74年。戦争経験者は年々減り、戦争を肌で知らない世代が増えています。筆者も、その一人です。

 

www.youtube.com(ANNnewsCH公式 2019/8/15)

 

戦争の話が、記憶から記録へと移行していくのは、仕方の無い事でしょう。

戦後の世代である筆者としては、「記録を勉強する事」と「後世に伝えていく事」が重要であり、託された仕事であると考えます。

 

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こういった「戦争を考える機会」に当たる度に、思い出す話があります。

それは、探偵!ナイトスクープという関西の番組で紹介された、とあるエピソードです。

 

www.asahi.co.jp(2019/8/15閲覧)

 

この番組にて、2011年1月7日に放送された『レイテ島からの葉書』という話があります。

番組史上、屈指の名エピソードとして有名なもの。ご存知の方も多いでしょう。

(https://www.asahi.co.jp/knight-scoop/archive.html?datetime=20110100)

 

調査を担当した探偵は、漫才コンビ麒麟の「田村裕」氏。

番組への依頼内容は、以下の様なもの。

 

 

大阪府の男性(当時65歳)からの依頼。

◆依頼者の父親は、結婚後5ヵ月で召集され、フィリピンのレイテ島に出征。

◆父親が出発する前に、母親との間に子供ができていた。その子供が、依頼者である。

 

◆父親が出発した後、昭和20年(1945)に依頼者男性が誕生。しかし、その時には既に、父親は戦死していたと思われる。その為、依頼者は父親の顔を直接見た事は無く、写真でしか存在を知らない。

◆父親が帰ってこない中、女手一つで男性を育てた母親の苦労は想像に難くない。その母親も既に他界。

 

 

◆ある日の事。男性が母親の遺品を整理していると、「レイテ島に出征した父からの葉書」が、2枚出てきた。

◆鉛筆で書かれた古い葉書で、表面は茶色く変色している。母親が何度も読み返した為か、凄く痛んでいる。

◆2枚のうち、片方は何とか読めた。しかし、残る1枚の劣化が酷く、内容が分からない。

◆その中に、「身重であるお前」と読めなくも無い箇所を発見した。もし「身重」という言葉を父親が使っていたのならば、母親のお腹に依頼者がいた事を知っていたとなるのだが…?

 

◆依頼者が生まれる前に、レイテ島に出征して戦死した父親。彼は、母親の妊娠を知っていたのか。知らずに逝ってしまったのか。その手掛かりである葉書を、何とか解読して貰えないだろうか?

 

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探偵!ナイトスクープ』では、調査をまとめたVTRを流す前に、大まかな依頼内容や応募動機を紹介するのですが…。

このVTR前の段階で、泣き上戸である探偵局長・西田敏行氏が、早くも半泣き。ハンカチを取り出して、号泣する準備に入っていたのが印象的です。

 

VTRが流れ始めると、葉書の現物が出てくるのですが、確かに酷く痛んでおり、肉眼による判読は難しい状態。

そこで、探偵の田村氏は、「画像技術を教える専門学校」を尋ねたり、「古文書を解析する専門施設」に行ったりするのですが…。

 

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最終的に、葉書は読めたのか?

父親は、依頼者の存在を知った上で、逝ってしまったのか?

それとも、知らないままだったのか?

 

結果を端的に書くと…何とか読めました。あまり詳しく述べると、ナイトスクープ製作側に怒られそうなので、詳細は書きませんが…。

一文で表現すれば、「妊娠を知っていたかどうか?という事以上に、兵士としての覚悟や、家族に対する想い等が綴られており、深い感銘を受ける葉書だった」

 

 

なお…

調査結果が出て、それを見た西田局長を始め、出演者が号泣。

ゲストの落語家「桂ざこば」氏も、VTRを見て号泣。その後、落ち着いたと思ったら、泣いている西田局長を見て貰い泣き。

更に言えば、調査に協力して貰った関係者も、VTR内で号泣。

 

関わった多くの方が、泣いていました。「ナイトスクープ史上、屈指の名作」と言われる所以です。

 

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紹介された葉書は、いわば「一兵卒の遺書」みたいなものです。

書き手は、上層部から命じられて動き、死んでいった人達。我々のご先祖様です。

 

そういった方々が残した手記等を読んでいると、70年以上経過した今でも、何か伝わるものがあります。

イチ個人として、言いたい事・やりたい事もあったでしょうに、時代や国家が許さなかった。辛かったでしょう。

こういう「想いの伝わる記録」に触れ、当時の状況を深く考える事が、戦争というものを後世に伝える第一歩であると考えます。

 

歴史の授業で習う様な、「数字やデータ」も重要なのでしょうが、そこには人の生き様が・生々しく反映されているとは思えません。

その手のデータは、為政者や上層部にとっては重要なのでしょうが、現場の声が薄まりすぎて伝わらない。

 

後の世には、「データ」と「人々の想い」の両方を残していきたいですね。

その為に、微力ではありますが、筆者もお手伝いさせて頂ければと考えます。

先ずは、過去の記録を更に多く読み、知識を増やす事から始めていくとしましょう。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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