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【マンガの話】黄金神威

先日から、北海道札幌市で「ヒグマの徘徊」が問題になっています。

今の所、人間の側に死傷者は出ていませんが、甚だ危険な状態は継続中。

行政側も、ヒグマの駆除・捕獲へと移行しています。

 

www.hokkaido-np.co.jp(2019/8/12)

 

早ければ、明日・8月13日にも駆除が行われるとの事。

その前にヒグマが山中へ逃げて、ニ度と人里に来なければいいのですが…クマの執着心は強い。恐らくは逃げないでしょう。

かわいそうに思えるかも知れませんが、死傷者が出てからでは遅い。クマの手にかかれば、人間の命など脆い物です。

 

これも、人と熊との命をかけた戦い。自然は、情けをかけてはくれません。

 

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そんな「北海道の大自然と、共に暮らす人間」という事柄に考えを巡らせていた時、とある漫画作品の事を思い出しました。

タイトルはゴールデンカムイ。2014年から「週刊ヤングジャンプ」誌上にて連載されている大人気漫画です。

2019年8月12日現在、既刊18巻。

 

 (提供:Neowing)

(著:野田サトル 集英社)

 

ゴールデンカムイ』は、日露戦争直後(1900年代初頭)の北海道を舞台にして繰り広げられる、フィクション作品。

その人気は凄く、アニメにもなりました。第1と第2シーズンは放送済み。先月、第3シーズンの製作が決定したというニュースが流れました。

 

kamuy-anime.com(2019/8/12閲覧)

 

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ゴールデンカムイ』の冒頭をザックリ述べると、以下の様なものになります。

 

日露戦争終結した後の北海道。そこに、一人の元陸軍兵がいた。名は「杉元佐一(すぎもと・さいち)」。彼が『ゴールデンカムイ』の主人公のひとりである。

▼彼は「不死身の杉本」との異名を持つ、日本陸軍屈指の戦士で有名人。しかし、気に入らない上司を半殺しにしてしまった為、軍から離れる羽目になってしまったのだ。

 

▼上司に逆らわなければ、年金暮らしだったはずの杉本。彼は東京を離れ、ひとり北海道に渡った。目的は「砂金探し」である。

▼杉本には、今すぐ大金を用意しなければならない理由があった。というのも、戦友の家族が眼病にかかり、かなりの治療費が必要だったからだ。

▼治療費捻出の為に、砂金探しに精を出す杉本。しかし、砂金の大半は既に採掘され尽くしたらしく、何も出て来ない。

▼「こんな所で頑張ったって、何も出ねぇよ!」砂金を探す杉本の横で、地元の酔っ払い爺さんが声を上げる。爺さんを適当にあしらいつつ、作業を続ける杉本。

 

▼「しかし、杉本さんほどの有名人が、こんな所で貧乏暮らしの砂金探しとはネェ…」杉本を見ながら酒を飲む爺さん。

▼黙々と作業をする杉本を見ていた爺さんは、突然「俺は、杉本さんが気に入った。いい話があるんだ。誰にも言っちゃだめだぜ」と、杉本に語りかける。

 

▼かつて、北海道では砂金がザクザク採れた時期があった。その砂金目当てに、沢山の人間が本州以南からやって来た。

▼しかし、北海道には「アイヌ民族」が住んでおり、新たな移住者とのイザコザが絶えなかった。不満を持つアイヌ達。

▼そんなアイヌ達が、迫害に抗う為、密かに軍資金を貯めていたらしい。その額、2010年代の価格にして、約8億円

▼その軍資金が、一人の男によって奪われ、関係者のアイヌが皆殺しになった。男は軍資金を隠した後、警察に逮捕されてしまい、死刑囚として網走監獄にブチ込まれた。

 

▼男は、軍資金の隠し場所を暗号にして、その暗号を「網走監獄に収監されている他囚人の身体」に、イレズミとして彫り込んだ。それも、一人に対してだけではなく、複数の囚人に彫ったのだ。

▼男はこう言った。「暗号は、網走刑務所の外にいる仲間にしか分からない。網走を脱獄して仲間の元に行き、暗号を伝えた者には、軍資金の半分を分け前として渡す」

 

▼爺さんの話を聞いていた杉本は、「どうせホラ話だろ」と聞き流そうとするが、どうも様子がおかしい。

▼「酔っ払って、ちょっと喋りすぎた」と言い、杉本に銃を向ける爺。それを簡単に払いのけ、撃退する杉本。慌てた爺は、山の中へ逃げ込む。

▼杉本が爺を追って山に入る。と、そこには土に埋まった爺の姿が。これは、ヒグマがエサを保管する際に取る行動だ。

 

▼杉本が身構えた時、背後にヒグマが出現。突然の出来事に、対応できない杉本。彼が「食われる!」と思った時、森の奥から矢が飛んできて、熊に突き刺さった。

▼矢を放ったのは、偶然通りがかった、アイヌの少女だった。少女の名は「アシㇼパ」。彼女が、もう一人の『ゴールデンカムイ』の主人公である。

▼この二人の出会いから、物語は大きく動き出す。軍資金を狙う連中は、網走を脱獄した囚人達だけではない。明治政府は勿論、数々の武装勢力をも巻き込んだ争奪戦が始まるのだが…。

 

(提供:楽天)

(上画像の少女が、アイヌ民族「アシㇼパ」。軍服姿の男性が「杉元佐一」

 

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ゴールデンカムイ』の骨子は、軍資金争奪戦です。

その為、「暗号を身体に刻んだ、脱獄囚の奪い合い」が、物語の醍醐味であるハズなのですが…。

 

争奪戦と同程度に、詳しく描かれるテーマがあります。

それはアイヌ民族生活様式について。

 

アイヌの人々が、どんな物を食べていたか?」

「どんな方法で狩りをしていたか?」

「どんな信仰を持っていたか?」

…等、かなり詳しく描かれています。これが、非常に興味深い。

 

アイヌ生活様式を、描くテーマの中心に据えた漫画作品というのは…『ゴールデンカムイ』の他には、あまり無いと思われます。その為、とても新鮮に感じる内容になっています。

大自然との共存、戦友との約束、国を賭けた野望…。

様々な要素が詰め込まれた傑作。それが『ゴールデンカムイ』です。

 

かなりオススメの大作。興味を持たれた方は、この機会に是非読んでください。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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