makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【野生生物の話】陸の王者の恐ろしさ

ここ最近、「猛暑」の話が続いていますが…

それとは別に、物騒な話がチラホラ出ています。

 

その話とは、「あちこちに熊が出没している」というもの。

しかも、山中ではなく、人里に堂々とやって来る熊が多い。

 

www.news24.jp(2019/8/11)

 

上記ニュースは、北海道の話。

北海道に生息する熊は、日本国内最強の猛獣「ヒグマ」です。

ヒグマは、普段は山の中で暮らしていますが、時に人里へ下りてくる事があります。その度に、地域は大騒ぎになります。

 

北海道のヒグマといえば、あの有名な三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)」を起こした種です。

三毛別羆事件は、約100年前の1915年、北海道開拓民の集落をヒグマが襲った事件。

7人が熊によって殺され・重傷者も複数出た、日本史上最悪の獣害事件です。

(注:熊に襲われて重傷を負い、2年以上後に亡くなった人が1名いるので、それを含めると死者は8名)

 

事件の跡地には、再現施設がありますが…そこの注意事項が怖い。

www.town.tomamae.lg.jp(2019/8/11閲覧)

 

上記ページに書いてある「再現施設の状況」を抜粋すると、以下の通り。

・携帯電話は圏外です。

・夜間の見学は危険です。

・本物のヒグマが出る可能性あり。

用心しないと、新たな犠牲者になってしまうかも知れません。見に行こうと思う方は、細心の注意を払ってください。

 

--------------------------------------

 

他方、本州以南でも、熊出没の話は多数。

一例として、京都府の話を御紹介します。

 

www.ryoutan.co.jp(2019/8/9)

網戸を挟み、わずか数十センチの距離でクマと対面-。

京都府福知山市一ノ宮の石田卓さん(84)は8日朝、家の中にいながら、こんな恐ろしい体験をした。

 

朝から暑く、午前6時30分すぎ、サッシ戸を開けて網戸だけにしていた部屋で涼もうとしたところ、目の前にクマが1頭現れた。急いでカメラを取りにいくと、クマは裏山へ姿を消した。

 

ところが、間もなく再び山から戻ってきた。今度は子グマを連れて。

ちょうど朝食の準備中で、家の中から良い匂いがしていたからか、好奇心旺盛な子グマは、網戸に両手をかけて、しきりに中をのぞく。

 

石田さんはガラス戸をすぐに締められる態勢を取りながらシャッターを何度か切った。網戸越しなので、クマがシルエットのようにしか映らないが、さすがに網戸を開けて撮ることはできない。

 

こうして数分。親子は山へ帰った

https://www.ryoutan.co.jp/articles/2019/08/89274/より。改行・朱入れ等は筆者によるもの。以下同じ)

 

北海道の熊は「ヒグマ」ですが、本州以南に生息するのは「ツキノワグマ」です。

ツキノワグマは、ヒグマに比べて小型。しかし、人を襲って殺害する事もある猛獣です。甘く見てはいけません。

 

上記記事で目撃されているのは「親子連れ」ですね。

これ、最も危険な部類です。

小熊は、好奇心旺盛で可愛いのですが、小熊の傍には母熊がいます。「子供を守る母熊」のパワーは最強。絶対に近付きたくない状況です。

 

記事によれば「幸い、何事も無く逃げて行った」との事。

いきなり熊が家に寄ってきて、住民の方も驚いた事でしょう。怪我が無くて良かった。

 

----------------------------------

 

熊の害に遭わない為には、熊の活動域に入らない事が一番。

しかし、先に紹介した記事の様に、熊が人里に入ってくる事件もよく聞きます。

「どこに出現するか、分からない」と思い、構えておいた方が無難です。

 

「熊に対する対処法や、心構えを説明した文章」は沢山ありますが…。

見本として、先に紹介した記事に出てきた「京都府」のページより、熊に対する注意点を引用します。

 

www.pref.kyoto.jp(2019/8/11)

・クマが活発に行動する朝夕は、特に注意が必要です。できるだけ単独行動は避け、複数で行動してください。

 

・霧の深い日のような先が見えにくい時、風の強い日や川の近く等ほかの音が大きい時には、クマが人の気配に気がつかず、遭遇の危険が高いので、特に注意してください。

 

・子グマを見かけた場合は、近くに親グマがいる可能性が高いので、急いでその場を離れてください。

 

・人家近くにある柿などの果樹は、トタン板で幹を囲み、早めに収穫してください。必要のない木なら除去してください。

 

・クマを呼び寄せないため、家の周りに生ゴミ等のエサとなる物を捨てたり、ゴミ箱を放置しないようにしてください。

 

・クマを見かけても決して近づかず、すぐに最寄りの京都府広域振興局、京都府京都林務事務所、市役所、町村役場、警察署へ連絡してください。

https://www.pref.kyoto.jp/choujyu/kumanitsuite.htmlより)

 

上記引用で、気になるのは「ゴミの始末」の部分です。

熊は、学習能力が高い。ゴミの中に食物が混じっていれば、「人家の近くにはエサがあり、怖い敵もいない」と思い、繰り返しやって来ます。

恐ろしい事、この上ない。

 

----------------------------------

 

熊は、野生生物です。人間に対し、積極的に危害を加える生き物ではありません。

しかし、自分や子供の身を守らなければならない時には、話は別。

また、人間が出したゴミをエサと勘違いしたり、人間そのものをエサだと認識してしまえば、危険度MAX。場合によっては、駆除対象に。

 

駆除は、危険を伴う作業です。ハンターに被害が出る事も多い。

そういう状況にならない様、普段から気を付ける事が大切です。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

【参考書籍】『羆嵐』(くまあらし)

(※三毛別羆事件をモデルにした作品です)

 

【au Wowma!】 

【Book Live!】

【BOOK☆WALKER】 

【ebook-japan】 (試し読みアリ)

 

【e-hon】

【Neowing】

【TSUTAYAオンライン】

【紀伊國屋書店】

 

【コミックシーモア】

【総合書店 honto】

【楽天kobo】