makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【時事ネタ】急いじゃダメ

2019年7月18日。参院選を間近に控えた、雨の平日。

全く考えもしなかった大事件が、突然起こりました。直ぐに言葉が出ません。

 

その事件とは、有名アニメ製作会社京都アニメーション京アニ)」さんの社屋で起こった、放火の話です。

 

www.sankei.com(2019/7/18)

 

www.asahi.com(2019/7/18)

 

この記事を書いているのは、2019年7月18日の夜8時半頃。

現在までに分かっている事は、以下。

 

■現場は、京都市にある京アニの製作スタジオ。本社ではない。

■午前10時半頃、40代の男が、可燃性の液体(恐らくガソリン)を撒いて火をつけた。

■建物が酷く焼け、中にいた人を始め、多数の犠牲が出ている。死傷者は50人を超えるかも。

■放火した男は、警察が確保済み。この男にも酷い火傷があり、現在入院中。話が聞ける状態になってから、聴取を進める予定。

■このニュースに衝撃を受けたのは、日本人だけではない。洋の東西を問わず、世界各地のメディアが大きく伝えている。

 

www.bbc.com(2019/7/18)

 

-----------------------------

 

痛ましい事件です。

亡くなった方、怪我をされた方、その他の被害に遭われた方、皆様にお見舞い申し上げます。

 

とりあえず、犯人らしき人物は確保済みとの事。同一人物による連続放火の可能性は無くなりました。

とはいえ、事件が発生してから半日も経過していません。何が何だか分からなくて当然。詳細がハッキリするまでは、警戒態勢でいた方が無難と考えます。

 

犯人らしき人物も、自分の放った火にまかれて大火傷を負い、現在は麻酔で眠っているとの事。

事件の背景について、調査はこれから。

 

-----------------------------

 

こういう衝撃的事件が起こった時、いつも目に余るのは、「事情を知らないのに、勝手に戦犯想定して騒ぐ者」ですね。

 

そういう馬鹿な行動を取る筆頭は、「炎上トレンドブログ作成者」や「炎上ユーチューバー」です。

連中は、とにかくPV(閲覧数)を稼げばそれでいいのです。目立つ事しか考えず、真実か否かはどうでもいい。既に、「被害者にも原因があった!」と煽り見出しを付けた記事・動画等が出ています。

 

そういう話を出す人が、事件に深い関係のある者かといえば、ただの一般人。

個人的にも、業界的にも、全く無関係。

「どんな理由でコキ下ろすのか?」について、論理的・具体的な説明をせずに、とにかく煽って終わり。

…早い段階で大騒ぎする連中は、大体こんな感じです。

 

こういう輩には、最低でも「広告費の支払いをストップ」くらいはやった方がいい。既にそういう仕組み(不適切内容を理由とした契約解除等)を構築している所もありますが、まだまだ不十分。

 

-----------------------------

 

同じ事は、マスコミ関係者にも言えます。

 

今回は、被害者がアニメ関係の方々。

この手の騒動が起こった場合は、「アニメ関係」という言葉だけ切り取る連中が多い。「加害者はアニメファンで、アニメファンは異常」といった発言をするコメンテーターが、かなりの高確率で出現します。

 

そういう発言をするコメンテーターも、上記「炎上トレンドブログ作成者」や「炎上ユーチューバー」と思考レベルは同じ。

捜査関係者でもないし、情報源はマスコミ報道。一般人と何ら変わらない場合が大半。変わらないどころか、的外れな意見を上から目線で放ち、巨大な反発を喰らう事もあります。

 

肩書きや出演番組を見ただけで、発言の正確性を判断するのは危険です。気をつけましょう。

 

-----------------------------

 

今回の事件は、大事件です。死傷者が大勢出ています。

「背景には、何かしらの深刻な事情があった」と考えるのは…まあ普通でしょう。

ただ、その考えを支える証拠が無い場合には、かなりの注意が必要です。

 

「情報不足で、詳しくは分かりませんが」と前置きをし、

「個人の推察の範囲を出ませんが」と断りを入れ、

「被害者も出ているので、言葉に気を遣って喋ります」と姿勢を示して、

「理論的に考えれば、こうです」と説明する。

人前で意見を述べる時には、これくらいの事をやってからにした方が良いでしょう。

 

特に、ネット環境は怖い。

ネット上での発言は、明らかに「人前で意見を述べる行為」です。身内の内緒話ではありません。ヘタをすると、日本はおろか世界中に意見を拡散してしまう行為。

 

言論の自由は保障されるべきですが、自由には責任が伴います。何を言っても「自由だ」の一言で済むワケじゃありません。

気をつけましょう。

 

そして、私もそのひとり。

後先考えず、過激な発言は避ける様、いつまでも精進しないと。

 

 

----------(記事了)----------