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[ネットの話]リアルYouTuber、これ以上は厳しい…説

YouTube(ユーチューブ)」を知らない人は、ほぼいないでしょう。

言わずと知れた、大手動画サイトです。

その運営元も、言わずと知れた大企業「Google(グーグル)」です。

(もっと正確に言えば、親会社は「Alphabet」です)

 

YouTubeには、24時間・365日の間休む事無く、世界中から数多くの動画コンテンツがアップ(投稿)され続けています。その規模は、大きくなる一方。

動画投稿者は、個人から大企業まで様々。「動画には広告が表示される。その閲覧数に応じて、広告収入が貰える」という仕組みもあって、動画投稿を専業にして生活する人も存在します。

この専業者を指して、「YouTuber(ユーチューバー)」と呼称する事もあり。

 

ユーチューバーは、参入障壁が低い事で有名。

撮影機材・ネット環境・Googleアカウント等を自前で用意し、YouTube運営の定めた条件をクリアすれば、誰でも簡単に始める事ができます。

近年であれば、「スマホが1台あれば、投稿する事は可能」という状態。

 

開始時の手軽さに加え、報酬獲得も可能。場合によっては、有名タレント並みの知名度を持つ事も夢ではありません。

そうなれば、「子供のなりたい職業」の上位に食い込んでくるのも…分かる気がします。

産経新聞の記事によれば、ユーチューバーは「小学生が就きたいと思う職業・第3位」との事。

 

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しかし、「人気がある」という事は、「競争も激しい」という事でもあります。これは世の常。

案の上、そんな内容の新聞記事が出てきました。

 

www.sankei.com(2019/6/18)

ユーチューバー人口が増えれば増えるほど、すでに固定ファンを獲得している古参に比べ、新規参入者が生き残るのは難しくなっている。


注目を集めたいばかりに、犯罪行為に走るケースもある。
先月は、東京・渋谷のスクランブル交差点にベッドを運び込んで動画撮影し、道交法違反(禁止行為)の疑いでユーチューバーら男女7人が摘発された。


なかには「逮捕されても、人気者になれてうれしい」と語る者もおり、あるユーチューバーは「炎上スレスレが一番稼げる」としたり顔で話す。

 (https://www.sankei.com/premium/news/190619/prm1906190006-n1.htmlより。改行・朱入れ等は筆者によるもの。以下同)

 

YouTubeは、設立から10年以上が経過。その為か、「YouTubeでウケるネタ」というのは、ほぼ固まってきています。

その内容は、商品紹介(開封動画)・やってみた動画・ゲーム実況動画・料理や化粧のHowTo動画…等々。10~20ジャンル程度に分類できるもの。

ジャンルが固まると、そこに存在する「人気ユーチューバー」も固定化されてきます。そんな「強敵しか残っていない市場」に新規参入し・後から上位を目指すというのは…なかなか難しい。

 

では、別ジャンルを開拓すれば…と思う方もいるでしょうが、新たな人気ジャンルが出現したら、既存の人気ユーチューバーも真似して動画を作ります。

「アイデアだけ」であれば、パクっても著作権違反にはなりません。そうなると、知名度のある方が強い。

強敵と肩を並べるまでには、長い時間・労力・コストがかかります。始めるのが簡単なものは、大体そんな感じ。続ける事や成功する事が難しい。

 

「誰もやらないジャンル」を追及した結果、犯罪に走る人もいます。

そういう考えの人は、「犯罪の証拠を、世間一般に公開している」という事に気付いていません。簡単に逮捕されます。

 

ギリギリ逮捕されなくても、炎上は必至。

炎上動画を流す人は、情報管理が甘い人が多いので、個人情報を簡単に突き止められるケースが大半。そうなった後は…怖い事になりますね。

文字通り「炎上して、全て灰になった」という悲惨な結果が待っています。

 

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そんな内側の事情に加えて、YouTubeそのものに対する風当たりも強くなっています。

その影響は、金銭的な面にまで及びます。要はYouTubeに広告料を払うスポンサーが、YouTubeの酷さに愛想を尽かして、広告を引き上げる」という状況。少なからず発生しています。

 

www.nikkei.com(2017/3/24)

 

www.sankeibiz.jp(2019/2/22)

 

「差別発言」「暴力・犯罪行為」「小児性愛」等の動画が氾濫した為、広告を出しても意味が無いと判断した企業が、YouTubeから続々撤退。

撤退した企業の中には、世界的に名の通った有名企業も多数。YouTube側が受けた損失は、小さいものではありません。

 

YouTube運営に入る広告料が減れば、ユーチューバーに払われる報酬も減ります。

報酬額そのものが下がる事もあれば、報酬の発生条件が厳格化される事もあり。

 

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年々厳しさを増す、YouTubeとユーチューバー。

その裏側について、ITジャーナリストの「神田敏晶」氏が記事を書いていらっしゃいました。

news.yahoo.co.jp(2019/6/21)

 

上記内容を簡単にまとめると

YouTube市場は広がるだろうが、人気上位のユーチューバーによる寡占化が進む。

・企業とのタイアップ広告が増えるだろう。しかし、タイアップに参加するには条件が厳しく、高品質な動画を求められる。粗悪な動画は相手にされない。

・「日に1本の動画投稿で、週休2日。これで月収20万稼ぐ」となれば、チャンネル登録者数だけで10万人は必要。

…こんな感じ。

「これからの参入者は、専業ユーチューバーにはなれない」と断言できるワケではありませんが、かなり難しいのは事実でしょう。

 

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そんな中、これから伸びていくであろう新ジャンルがあります。

それは「バーチャル・ユーチューバー」。「Vチューバー」と略される事もあります。

 

「バーチャル・ユーチューバー」は、「人間ではなく、CGキャラを画面に出して、トークさせる」という動画ジャンル。

要は、アニメですね。

 

【自己紹介】はじめまして!キズナアイですლ(´ڡ`ლ) - YouTube
www.youtube.comA.I.Channel 2016/12/1公開 2019/6/29閲覧)

 

上記動画は、最初期Vチューバーの「キズナアイ」氏。

2019年6月29日現在のチャンネル登録数は、驚異の260万超え。

 

この「キズナアイ」動画が公開された後、次々に同ジャンルの動画が作成されていますが…まだ新興ジャンル。リアルユーチューバー(人間)に比べ、全体的な数は少なめ。

 

普通のユーチューバー動画とは違い、作成にCG技術が必要であり、参入障壁は高い。スマホ1台で…というのは、なかなか難しいでしょう。

しかし、リアルと違って「バーチャル」です。人間が現実世界で撮影するのに比べ、フィクション色が強め。その為、リアルでは出来ない事が可能。表現の幅が拡大します。

今までに無かった動画を作る事は、比較的簡単かも?

 

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かつて、「初音ミク」を始めとする「ボーカロイド(ボカロ)」が出現し、数々の名曲や有名アーティストを生み出しました。

現在でも人気は衰えておらず、カラオケランキングの上位をボカロ曲が独占したり、ボーカロイドが主演するライブが行われたり、活動は様々。

 

Vチューバーにも、同じ可能性があります。

犯罪行為などの過激動画に走るより、CG等の勉強をして、自ら「Vチューバー市場」を広げてみてはいかがでしょう?

 

 

------------(記事了)------------

 

 

【参考書籍】『バーチャルYouTuber名鑑2018』

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【Book Live!】 (試し読みアリ)

【BOOK☆WALKER】 (試し読みアリ)

 

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