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糸 色望

久米田康治(くめた こうじ)」氏という、漫画家さんがいらっしゃいます。

現在は、『かくしごと』という作品を連載中。

かくしごと|月刊少年マガジン|講談社コミックプラス

 

久米田先生は、「ブラックジョーク」や「社会風刺」を得意とされる漫画家さんです。

また、早くからCGを使った作画をされている事でも有名。

 

そんな久米田先生の代表作とも言える作品を、本記事では御紹介します。

タイトルはさよなら絶望先生

  

(提供:honto)

(著:久米田康治 講談社)

 

この作品は、「週刊少年マガジン」誌上にて、2005~2012年に連載されていました。単行本は、全30巻。

コミックスの人気は勿論の事、アニメ化されたり、出演声優さんがパーソナリティーを務めるWebラジオ(『さよなら絶望放送』)が人気を博したり…と、マルチな展開で話題となった作品です。

 

よく見るネタは、「時事ネタ」「あるあるネタ」「各種パロディ」「社会風刺」「ブラックジョーク」など。

「連載当時に於ける、旬の話題」を扱う事が多い作品の為、今となっては懐かしいネタになってしまう話もあり。ネタに最もクリーンヒットする世代は、連載当時に10~20代で、現在20~30代の方々だと思われます。

勿論、その世代以外の方でも、ヒットするであろう話は多々あり。

社会情勢を風刺するネタが多い作品なので、現在20~30代以上の方でも「ああ、そんなのあったね~」と膝を打つ事があるでしょう。

幅広い世代が、爆笑ではなく「ニヤリ」とする作品。それが『さよなら絶望先生』です。

 

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この『さよなら絶望先生』ですが、ストーリー展開としては「学園モノ」「日常モノ」に分類される作品。基本的に、1話完結形式。

多くの生徒と、その担任教師とのヤリトリが中心になります。

 

主人公は、クラス担任の糸色望(いとしき のぞむ)」先生。

ご覧の通り、「絶望(ぜつぼう)」と読めてしまう名前。望は、この名前が嫌。その為、縦書きの時には問題ないのですが、横書きにする時は「糸色 望」ではなく「糸    色 望」と表記する事をリクエストしがち。(苗字をくっつけて書くと、絶望になってしまうので)

名前からして闇要素満載であり、性格も超ネガティブ。物事を裏側から見る癖があり、皮肉やブラックジョークの発生源として存在するキャラです。

しかし、「完全に闇に染まる根性も無い」という、ヘタレな面もあり。

(ちなみに、アニメで望を演じた有名声優「神谷浩史(かみや ひろし)」さんは、自分と性格が似ているという理由で、「思い入れが強いキャラである」と仰っています)

 

もう一人の主人公として名前が挙がるのが、女生徒の一人風浦可符香(ふうら かふか)」さん。性格は超ポジティブで、糸色先生とは正反対。先生のダークオーラを打ち消してしまう強キャラです。

彼女がいなければ、作品世界のバランスが崩壊する…という、重要キャラ。

 

この2人以外にも、多くのキャラが出てきます。それぞれに際立った特徴があり、キャラの立ち位置から話が始まる展開が多い。

 

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さよなら絶望先生』は、「時事ネタや、パロディが多い作品」です。

その為、「流行っているもの」「その時に話題となった人物」「開催されたイベント」等々をネタとして取り上げる事が多々あります。

これは先述の通り。

(この作風は、『こちら葛飾区亀有公園前派出所こち亀)』と似ています)

 

例えば「社会風刺ネタ」。『さよなら絶望先生』の中では、使われる事が多いネタジャンルです。

政治家のパロディがよく描かれており、「実在の人物をモデルとした架空のキャラ」が多数出演。「第一次安倍内閣時の安倍晋三内閣総理大臣」「麻生太郎内閣総理大臣」「福田康夫内閣総理大臣」等がモトネタとして、チラホラ出ています。

 

「スポーツネタ」もよく見るジャンル。オリンピックやワールドカッププロ野球やプロサッカー等がイジられています。

「アニメ」「ゲーム」「芸能人(特にアイドル)」等も、よくネタとして調理されてしまうジャンル。

調理後の仕上がりは、どれも皮肉が効いて「ニヤリ」としてしまうものです。

 

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さよなら絶望先生』は、基本的に「1話完結形式の、ダークギャグ漫画」であり、ストーリー性は弱め。

しかし、時々「ん?何これ?」というオチが混じる事があります。

そのオチ、実は伏線なのです

 

さよなら絶望先生』は、約7年間の連載期間がありました。その間に少しずつ伏線を張り、最終的には綺麗に伏線を回収。最終話の強烈なオチに繋げます。

ここまで用意周到な作品は、非常に稀な存在。

上手にまとめる為には、連載初期から考えて描く必要あり。連載途中で急に思いつき、急に方向転換したのでは無理な構成です。

 

久米田先生、表では「下ネタ好き」「生前葬をする変わり者」という話をよく聞きますが、実は「用意周到な知的派作家さん」なのでは?

 

 

---------(記事了)---------

 

 

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