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THE・鳥山ワールドッ!

本日は、とある漫画をご紹介します。

作品名は『COWA!』(こわ!)

作者は、『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』等で御馴染みの、鳥山明氏。

 

(提供:honto)

 (著:鳥山明 集英社)

 

『COWA!』は、『ドラゴンボール』の連載終了後に描かれた作品。当初から「短期集中連載」として製作された作品で、コミックスは全1巻。

Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』に比べて、話の分量としては少なめ。しかし、綺麗にまとまっており、とても読み易い作品です。

 

特徴的なのは、「作者が、楽しんで描いている」という感じが、読者にも伝わってくる…という点。

話の内容や絵柄から、「鳥山氏が、ウキウキしながら描いている」という姿が想像できます。コミックスのコメントにも、「前からやってみたかった」との文言が。

 

楽しみながらやった仕事は、結果が良い事が多いもの。特に「クリエイティブな仕事」に関しては、その傾向が顕著です。

 

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『COWA!』の粗筋は、以下の通り。

 

▼ここは「こうもり岬」。この地域には、人間とオバケが一緒に暮らす集落がある。

▼「オバケ」といっても、吸血鬼、雪男、幽霊、ミイラ…等々、多種多様な種族が存在。彼らは家族を持ち、普通に仕事に就き、オバケ同士の揉め事や人間との争いも無く、平和に暮らしていた。

▼そんなオバケの中に、「パイフー」という吸血鬼の少年がいた。彼は小学生。近所ではイタズラ小僧として有名。

パイフーは、仲良しの「ホセ・ロドリゲス(幽霊)」達と、元気に遊びまわる日々を過ごしていた。

 

▼ある日のこと。こうもり岬に風邪が流行り始めた。患者は増える一方で、パイフーの通う小学校も学級閉鎖状態に。パイフーは「勉強しなくていい!」と喜ぶが、同時に妙な事に気付く。

▼「あちこちで風邪ひいた患者がいるけど、皆オバケだ。人間はだれも風邪をひいてない」

▼その話を聞いたオバケの医者。「ひょっとして…」と不安になり、患者を詳しく診察。その結果、とんでもない事が分かった。

 

▼こうもり岬で流行しているのは、「オバケ風邪」という特殊な風邪。オバケにしか感染しないが、発症すると約1ヶ月で絶命する怖い病気。過去にも大流行し、多くのオバケが犠牲になった。

▼治療薬はある。しかし、治療薬を調合できる者は、こうもり岬から1200km以上離れた所にいる「ミミズク山の魔女」だけ。

 

▼そんな遠方へ行き、患者が犠牲になる前に治療薬を持ち帰るには、自動車を使うしかない。しかし、大人オバケの殆どがオバケ風邪にかかっており、活動不能。パイフーを始め、元気なオバケも何人かいるが、子どもばかりで車の運転ができない。

▼また、世の中はオバケに寛容な人間ばかりではない。オバケを嫌う人間は大勢いる。1200kmの長い道のりの中で、人間の町を通る事もあり、トラブルに遭うかもしれない。仮にミミズク山に着いたとしても、山の麓は深い森林で、敵対的な怪物が出るという。非力な者では対処できない。

 

▼「難しい話だ」と、オバケの医者は肩を落とした。しかし、パイフーの頭にはひとつの考えが浮かぶ。

▼「岬の近所に、マルヤマさんという人間がいる。マルヤマさんは元関取で強いし、車を所有している成人男性。無愛想だが、オバケを嫌っているわけでもない。人間だから、オバケ風邪にかかる事も無い。あの人に頼んでみたらどうか?」

 

▼早速、パイフーがマルヤマさんの家に行き、事情を説明。助力を求めるが、マルヤマさんの返事は素っ気無かった。

▼マルヤマさんは、オバケを嫌っているわけではない。しかし、オバケに友好的でもない。そんな彼が、パイフーにこう言った。

「助けてもいいが、100万円払え」

 

▼無理難題を言われたパイフー。しかし、どうしてもマルヤマさんの助けが必要だ。そこでパイフーが取った行動が…。

 

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『COWA!』は、絵本タッチの作品。その内容も、絵本にありそうな優しい内容。小難しいテーマは無く、スッキリ&楽しく読める作品です。

基本ジャンルはコメディ。『ドラゴンボール』の様なバトル要素は控えめです。しかし、随所に「THE・鳥山ワールド」的な描写があり、短編作品ながらも味わい深い話になっています。

興味を持たれた方は、是非読んでみてくださいませ。

 

 

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