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役所に怒られたが、客にはウケた

「世は、大宇宙開拓時代」

こう言わんばかりに、次々と新発見・新事業のニュースが出続ける昨今。

民間のロケットが飛んだり、宇宙観光旅行の計画が出てきたり、かなり賑やかです。

 

国家レベルに於いても、それは同じ。

かつては、アメリカとロシア(ソ連)が「二大・宇宙開発国」として、開発成果を競い合う状態でした。現在でも、米露両国の存在感は大きいですが、そこに新興国が加わって来ています。

その新興国の一つが、中国です。

 

www.jiji.com(2019/4/25)

 

月に無人探査機を送り込んだ国はいくつかありますが、月面に人を立たせたのはアメリカだけ。いわゆるアポロ計画ですね。

アポロ計画では、月面に一時的な滞在をする事に成功。月面を歩き回ったり、車両で走り回ったりする程度でしたが、それでも画期的な成果です。

中国の目標はアポロを超え、月面に研究用基地を建設するところまで計画しています。目標期日は、2030年頃まで。

もし実現すれば、月基地が中継地点となり、火星や金星への有人探査にも繋がるかもしれません。

SF世界が、どんどん現実のものに。

 

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ところで、「アポロ計画」といえば…長らく語り続けられている都市伝説があります。

それは「アポロは、月に行っていない」というもの。

月面の様子を撮影した映像が公開されていますが、あれは地上のスタジオで撮影したフェイク映像で、月に行ったというのは嘘だ…という話が、まことしやかに言われています。

 

結論を言えば、「アポロは月に行った。スタジオ撮影なんて嘘」ですね。物的証拠がたくさん残っていますし、世界中の学者を・数十年も騙し続けるというのは困難です。

 

そんな都市伝説に考えを巡らせている中で、とある映画の名前を思い出しました。映画の題名は、カプリコン・1カプリコン・ワン)。

(提供:タワーレコード)

 

この作品は、宇宙探査をテーマにした作品ですが、実は「サスペンス・アクション」に分類される映画。

 

   『カプリコン・1』が公開されたのは、1977年。アポロが月面に着陸してから、10年ほど後のこと。

この作品の粗筋は、以下の通り。

 

▼舞台はアメリカ。アポロ計画を成功させたNASAアメリカ航空宇宙局)は、次のミッションとして火星への有人飛行を計画。宇宙船「カプリコン号」を建造し、探査の準備を着々と進めていた。

▼全ての準備が終わり、いよいよ打ち上げの日を迎えた。三人の宇宙飛行士が宇宙船に乗り込む。しかし、秒読みに入るか…というところで、予想外の展開が。

▼スタッフが宇宙船の扉を開け、機械のチェックをしている三人の飛行士に向かい、「緊急事態だ。宇宙船から出ろ!」と命令。飛行士達は、命令の意図が分からないまま宇宙船から出て、ロケット発射場とは別の場所に連れて行かれる。

▼連れて行かれた先は、砂漠の真ん中にある、人の気配が無い施設。そこで飛行士達は事情を説明される。

 

▼実は、カプリコン号の生命維持装置に致命的な故障があり、今の状態だと飛行士が死んでしまう。装置を修理し、計画をスケジュール通りに遂行する事は不可能。しかし、計画を遂行しないとメンツに関わる。どうしても成功させねばならない。

▼そこで苦肉の策として出たのが、「ロケットは無人のまま、火星に向けて発射する」「火星に無事到着し、探査が成功した事にする」「その証拠映像は、地上にあるスタジオで撮影する」というもの。

「火星への有人飛行計画」は、「世界を騙す計画」に切り替わってしまったのだ。

 

▼飛行士達は驚くが、半ば強制的に協力させられる。幸か不幸か捏造がバレる事は無く、探査計画は順調に進んでいった。表向きではあるが。

▼その後、計画は最終段階に入り、無人の宇宙船が地球に帰還してきた。自動操縦で、宇宙船が大気圏に突入する。

▼ここで異常事態が発生。宇宙船の耐熱シールドが破損し、船体が破壊されてしまう。宇宙船がバラバラになっては、中の宇宙飛行士は生きていられない。

▼しかし、宇宙船は無人で、中にいるハズの飛行士は地上の撮影所にいる。この時から、宇宙飛行士の立場が急変した。彼らは「生きていてはマズい人間」になってしまったのだ。

▼捏造がバレては、国家の威信が大きく揺らぐ。生き証人である宇宙飛行士が存在していれば、情報が漏れるかも知れない。

 

▼「俺たちは生きている。しかし、死んだことにもなっている。捏造に加担した自分達が、このまま無事でいられるだろうか?」

宇宙飛行士達は、自らの身が危険だと悟り始めた。彼らは、一体どうなってしまうのだろうか?

 

…こんな感じです。

 

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この映画『カプリコン・1』ですが、製作には本物のNASAアメリカ航空宇宙局)の関係者が協力しています。

NASAは、政府組織のひとつ。役所みたいなモンです。しかし、劇中のNASAは「捏造に加担している組織」として描かれています。

その為、製作当初は協力的だったNASAも、自分達が悪者として描かれている事が判明した後、態度が急変。

 

製作の裏側では、バレてはいけない事がバレてしまい、NASAの怒りを買った模様。

 

realsound.jp(2016/4/15)

カプリコン・1』は、火星に行ったという事実の捏造を命じられた宇宙飛行士たちと、巨大な陰謀に気づいた新聞記者が、真実を公に曝すべく、闇の力から逃れ奮闘する模様を描いたサスペンス・ドラマ。NASAが悪者として描かれているにも関わらず、NASA職員が独断で全面協力。しかし、撮影終盤にNASA上層部に内容が伝わってしまい、協力が一方的に打ち切られ、制作中止の圧力をかけられた作品だ。日本では正月映画として1977年末に公開され、配給収入約8億円を記録。1978年の年間洋画配給収入第8位にランクインした。

https://realsound.jp/movie/2016/04/post-1464.html )

 

 

「1978年の年間洋画配給収入、第8位にランクイン」とは…。

カプリコン・1』は、NASAには嫌われたみたいですが、観客には大いにウケた様子ですね。

「娯楽映画としては面白い」という証拠です。

 

この機会に、是非ご覧になってくださいませ。

 

 

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