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離れたのか、見捨てられたのか

「○×離れ」という言葉。平成後期から盛んに耳にする言葉です。

かつては人気商品・必需品だったものが、時代の流れと共に必要とされなくなる現象のこと…ですね。

 

令和になっても、その勢いは変わらず。本日のニュース・トピックスにも、「○×離れ」関連の話が出ていました。

 

www.moneypost.jp(2019年5月3日)

 

上記記事は、働く女性のストッキング離れについて語っています。

すぐ伝線するのに高価だし、暑かったり・取引先訪問で歩き回ったりした後では、すぐに臭ってくるから嫌だ…とのこと。

「職場のマナーだから」で通っていた時代は、過去のものになりつつあるのでしょうね。

 

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ストッキングに限らず、「○×離れ」と言われるモノ・コトは多い。

マスコミが「離れた」とした事柄を、ほんのちょっと挙げただけでも…

 

車、バイク、運転免許

スキー、ゴルフ

恋愛、結婚

新聞、テレビ、時代劇

外食、コメ、おせち、ガム、わさび

常備薬、宝くじ、年賀状

酒、飲み会、タバコ、麻雀、ゲームセンター

賭博(競馬・競輪・競艇・パチンコなど)

 

…これくらいは存在します。もう少し調べれば、さらに数が増えます。

 

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この「○×離れ」という話題。

おかしな事に、「何をどうしたら、”○×離れ”と言われるのか」について、明確な基準がありません「売り上げが落ちれば、何となく”離れた”と言われる」くらいの感じです。

そこがまた違和感を産む…という悪循環。

 

そもそも、「離れた」という表現が適切なのでしょうか?

筆者は、3つの意味で疑問があります。

 

(1)「離れた」のではなく、「より便利なものが出てきたので、捨てられた」というモノが混じっている?

(2)「何となくカネを出していた」という層が減り、「自分にとって意味あるものにしかカネを出さない」という層が増えた?

(3)提供側が、かつての魅力を潰した結果、客に見捨てられた?

 

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(イメージ画像 http://www.ashinari.com/2010/10/12-341131.php

 

上記(1)~(3)について、もう少し詳しく述べると、以下の様になります。

 

(1)「より便利なものが出てきたので、捨てられた」

これは主に「ネットに取って代わられたモノ」ですね。新聞やテレビが典型例です。

 

(2)「自分にとって意味あるものにしかカネを出さない」という層が増えた

これもネットの影響。情報が多種多様になり、「情報会社の出すランキング等、数少ない情報源だけで判断しなくなった」という事が大きいでしょう。

 

(3)提供側が、かつての魅力を潰した

汚い言い方ですが、「メッキが剥がれた」という状況になれば、かつての魅力が無くなります。魅力が無くなれば、売り上げが落ちるのは当然。

この典型は「報道機関」でしょう。新聞やテレビですね。ネットの発達等で裏側が明るみに出たり、かつての虚偽報道を簡単に検索できる様になれば、「報道機関の信頼度」が下がります。「真実を映すのが報道機関の役割」という魅力が幻想に変われば、捨てられます。

報道機関に限らず、そういう事は多い。

 

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この様に、定義からアヤフヤで、随所に疑問点がある「○×離れ」ですが…。

 

もし「○×離れ」という概念が存在したとして、それが発生する最大の理由は「離れられた(捨てられた)側が、時代の変化に追いついていない」という事でしょう。

 

「これは必要だ。なぜかって? 昔からそうだと決まっている」という所で思考回路が止まれば、周囲は自然と離れていきます。

「必要とされている理由」を考えず、漫然と従来の作業を続けているだけでは、そのうち「古臭いもの」「不便なもの」に変化します。

その流れは、弱体化サイクルへの入り口。

 

物事には、常にアップデートが必要。

「必要とされて当然」「買うのが常識」という思い込みがあれば、容易に潰れます。

慢心が最大の敵。