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けもフレ騒動(1)場外乱闘編~ブラック居酒屋のメシは不味い

有名アニメけものフレンズ。皆さんご存知ですか?

2017年に大ヒットしたアニメです。

 

元々はアニメ単体ではなく、「けものフレンズプロジェクト」というメディアミックス活動。ゲーム・漫画・アニメ・CD等々の多方面展開を前提にしたものでした。

しかし、先に出たゲームがいまいち不発。思ったほど成績が上がらなかったのか、アニメ開始前にゲームが閉鎖。2017年のアニメは、後発の部類でした。

そのアニメが爆発的にヒットし、プロジェクトそのものが息を吹き返した…という、なかなか爽快なエピソードのある作品です。

 

kemono-friends.jp

 

このアニメ『けものフレンズ』。

2017年のヒットを受け、今年・2019年に続編『けものフレンズ2』が放送されました。

この『けものフレンズ2』に関し、炎上騒ぎが発生しています。

炎上の理由は、一体何なのでしょうか?

 

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炎上理由でありがちなのは、「面白くない」というもの。今回も、その意見が多い。

まあ、作品単体の評価については、意見の分かれるところでしょう。視聴者の中には「けものフレンズ2が好き」と思う方もいらっしゃるはず。この場で断言や推察はせず、そっとしておきます。

(「炎上騒ぎ」という単語が出てくるあたり、否定意見が強い事が窺えますが…)

 

ただ、続編の内容云々以前に、「炎上の下地になってしまった事情」の存在が見え隠れします。

その事情とは、「前作をヒットさせた最大の功労者が、理由も明らかにならないまま、なぜか続編製作から外された」というもの。

 

この流れを、「カネになると分かった途端、プロジェクトの態度が急に変わった」「頑張って成功した苦労人を排除した」と捉えた視聴者が多かった模様。

けものフレンズ2』は、放送開始前から騒ぎの起こりやすい状況だった…と言えます。

 

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この功労者の名前は、アニメ監督の「たつき」氏。

たつき監督は、少ない予算と限られた人員で、『けものフレンズ』の1期を完成させました。

限られた予算の為、派手なアクションシーン等は皆無。画のレベルも微妙に粗い。全体的にホンワカ・ユルユルな雰囲気の作品になりました。

 

これが大ウケ。ハラハラドキドキとは正反対の作風に、「リラックスできる」「良い意味で緊張が抜けた」との感想が続出。

不調だった「けものフレンズプロジェクト」を、一気にブーストさせます。

 

【『けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック1』著: けものフレンズプロジェクトA(監修)】

 

この現象を、最も熱いレベルで語っていたメディアが、あの産経新聞というから驚きです。

アニメ専門誌などに負けない勢いで、ネット記事7ページにも渡る特集を書いています。産経記者の中に、ファンがいらっしゃるみたいですね。

 

www.sankei.com(2017/12/31)

 

ここまで大きな話題になった『けものフレンズ・1期』ですが、間を置かず2期の製作が決まります。

しかし、最大の功労者である「たつき監督」が、2期の製作から離れる事も明らかになりました。ファンは騒然。

更に悪い事に、たつき監督が不参加となった理由について、詳細が公になっていません。監督自身のツイートで「製作サイドの事情です」程度の情報が出ただけ。

その為、「功労者だろうと何だろうと外すのか? 何を考えてるんだ?」という疑念が浮上。作品そのものではなく、製作サイドに批判が向けられます。

だからこそ、アニメ版の最大の立役者、たつき監督のツイッター(短文投稿サービス)でのつぶやきをきっかけに起きた波紋は大きく、ファンの反発も強かった。

 

「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」

 

たつき監督が9月、自身のツイッターに書き込んだこの投稿は、瞬く間に広まり、リツイート(転載)は30万件以上に。ネット上で「たつきショック」と呼ばれる一大議論を引き起こした。

 

たつき監督が作品から離れる理由について、同作の製作委員会は公式サイトで、たつき監督と制作会社「ヤオヨロズ」との条件不一致を挙げた。

 (https://www.sankei.com/premium/news/171231/prm1712310023-n4.html  2017/12/31

 

けものフレンズ・1期』の魅力は、見ていてホンワカする「適度な緩さ」だったはず。そのイメージと正反対の「大人の事情」が見え隠れする事態に、ファンが困惑します。

詳細が明らかにならなかった事も災いしました。その為、「少ない予算しか無いが、知恵を絞って良いものを作った。その功労者をクビにして、儲かると分かった作品だけを奪った?という悪いイメージが生まれてしまいました。

そんな状態では、楽しさが5割引になります。

けものフレンズ2』は、スタート前から、ハンデを負った状態。

 

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そんな「裏側でゴタゴタ?」という事情があった『けものフレンズ2』ですが、更に追加燃料が。

けものフレンズ2』のスタッフが、度々「視聴者を揶揄する様な発言」をしており、その事について放送局が謝罪したのです。

 

www.oricon.co.jp(2019/4/15)

 

【お詫び】SNS等での発言について

 

けものフレンズ2」の放送に関しまして、弊社社員によるSNSでの発言の中に、視聴者の方々を不快にする、不適切なものが含まれていました。

 

作品に対する評価につきましては、視聴者の方々に委ねられており、制作者は、その結果を真摯に受け止めなければなりません。それが、制作者として重要な資質であると考えております。

 

本件に関しまして、深くお詫び致します。

https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kemono-friends2/news/index.html#215165 2019/4/15)

 

放送前から「裏側がゴタゴタしているのでは?」という疑念があり、放送中でも「視聴者をバカにしているのでは?」という疑念も浮上。

詳しい事情が明らかにならないままでは、炎上するべくして炎上した…と言わざるを得ません。

 

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こういう「作品ではなく、製作環境がダーク」と思わしき状況では、作品そのものを楽しむ気になりません。

「ブラック労働環境だ」と分かっている居酒屋で、美味い酒や肴を楽しめない…ってのと同じです。

どんなに良い品を出されても、その品を作っているのは人間。「理不尽な苦しみを押し付けられて、この品を作ってるんだろうな…」と客が思えば、そこでアウトです。旨い物も不味く感じる。

客を楽しませる為には、作る側がドロドロしていてはダメですね。

 

 

けものフレンズプロジェクト」は、次の展開も控えています。

早急に鎮火させないと、多大な影響が…。

kemono-friends.sega.jp

 

けものフレンズプロジェクト」に関連する作品は多数。

アニメ以外に、漫画・CD・舞台・ゲーム等々。それらに携わる関係者も多いでしょう。

素晴しい作品なのに、変なイメージで評判を落とすのは勿体無い。

闇イメージ払拭の為、プロジェクト上層部の方には頑張って頂きたいですね。

「職場の雰囲気が悪い」となれば、現場作業員ではどうにもなりませんので。

 

 

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【漫画全巻ドットコム】

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【総合書店 honto】(試し読みアリ)