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漫画『キングダム』の話(レベル3・コミックス53巻段階での、ラスボス予想)

大人気漫画『キングダム』の話。その続きです。

秦(しん)の始皇帝が、いかにして中国統一を果たしたかを描く、歴史漫画。

「従来の始皇帝イメージとは、全く違う姿」を描く作品として、高い人気を誇っています。

 

前々回は「レベル1」として、『キングダム』の内容を知らない人を意識した、初心者向け記事を作成。

前回は「レベル2」として、コミックスを一通りは読んだが、忘れた部分もあるという初級~中級者向けの記事を作成。

(↓ちなみに、前回分は下記リンクにて↓)

tenamaka26.hatenablog.com

 

今回は「レベル3」。中級者以上の方を意識した記事になります。

テーマは、「ラスボスは誰か?」

「ラスボス」とは、「最後のボスキャラ」のこと。元々はゲームで多用される言葉です。「この相手を倒せば、ゲームクリア」とされている敵キャラのことで、その地位に相応しく、かなりの強敵である事が多いキャラです。

そこから転じ、漫画や映画などでも使われるようになりました。

 

(著:原泰久 集英社

 

物語の最後を締めくくる、最強の敵・ラスボス。当然、『キングダム』にも存在する筈です。

当記事では、それが誰かを予想します。

 

(注意)当記事は「キングダム中級者以上の方」を対象にした内容になっております。その為、漫画をあまり読んでいない方にとっては、ネタバレ要素が混じっている恐れがあります。

加えて、今後の展開に対する推察を述べていますので、漫画をある程度読んでいる方にとっても、ネタバレと言えなくもない情報が混じっている恐れもあります。

その事を注意・ご理解頂いた上で、続きを読んでください。

 

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『キングダム』が、有名な歴史書史記』を主要参考文献にして執筆されているという事は、よく知られた話です。

従って、『史記』を読めば、ラスボスの姿が浮かび上がってきます。

 

しかし、『キングダム』は「歴史を下敷きにした、エンタメ・娯楽漫画」であり、随所に独自見解や脚色があります。(歴史をそのまま書いたのでは、学術書や参考書になってしまい、エンタメ作品としては駄目だから)

『キングダム』の独自設定として挙げられるものは…。例えば、「山界の女王・楊端和(ようたんわ)」の描写があります。楊端和は異民族ではなく、女王でもなく、秦の将軍のひとりだったと伝えられています。漫画の設定とは違いますね。

羌瘣(きょうかい)も同じ。トランス状態で剣を振り回し、敵を退けた…という話は見当たりません。

 

また、『史記』は「ザックリ歴史書」です。現代の新聞の様に、何年何月何日の何時に何が起こった…という細かな記述は無し。年単位で語られる事が多く、その内容も1~2行で終わる事が目立ちます。

その為、独自設定を入れやすいのです。

 

典型的なのは、主人公の信(李信)。大きな活躍をしたと『史記』に書かれていますが、生年も没年も定かでは無い武将。歴史的には情報スカスカで、独自設定を入れやすい人物です。

なおかつ、王からの信頼を得ていた雰囲気が強い人物。主人公にはピッタリです。

 

ただ、独自見解を入れやすいからといって、歴史書の記述から離れ過ぎるのも問題。あまりに突拍子も無い展開に行くと、歴史ロマンではなく「ファンタジー」になってしまいます。

その為、『史記』の記述を大きく曲げる事は難しい。

 

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そういった事情がある、『キングダム』と『史記』。

それを踏まえて、現段階(コミックス53巻まで)の情報から考えるに…。

最も盛り上がりそうなラスボス候補は、

 

「桓騎(かんき)」

 

彼になると予想します。

 

(著:原泰久 集英社

 

桓騎は、「元々は大盗賊集団のボスだったが、その実力を見込まれて、秦軍にスカウトされた」という設定の人物。

そういう背景を持つ人物なので、残虐で荒っぽい面が強調されています。また、作中でトップクラスの知略を持ち、他の人物では考えもしない奇策を用いて勝利する場面が多数。

コミックス最新巻である53巻では、対趙戦に参加し、秦の将軍として働いています。

 

しかし『史記』によれば、秦が中国を統一する前に、桓騎は戦争で大失敗をやらかして敗走。その姿が表舞台から消えてしまいます。独自の視点を入れやすい人物と言えるでしょう。

 

また、桓騎は「主人公・信」と組んで、一緒に戦った事もあります。が、二人の仲は強烈に険悪。「桓騎は、信の天敵」として描かれていました。

ラスボスに持ってくるには、うってつけの人物です。

 

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今後の展開によっては、桓騎がラスボス候補から外れる可能性もあります。(全ては、作者である原先生の考えひとつ)

しかし、現段階では、「桓騎ラスボス説」が一番シックリ来ると考えます。

 

まあ、桓騎がラスボスだったとしても…。その前には、まだまだ強敵が山積みなんです。

趙の李牧(りぼく)はピンピンしてますし、魏の呉鳳明(ごほうめい)も同様。名前しか出てませんが、最大級の強敵である楚の項燕(こうえん)も控えています。

昌平君の行方も、どうなることやら。

 

 

 

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