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お題スロットより 「もう一度見たいドラマは?」

お題「もう一度見たいドラマ」

 

古畑任三郎シリーズ』ですね。「ふるはた にんざぶろう」と読みます。

私の場合、リアルタイムでは見ていなくて、放送終了後に見ました。

 

第1シーズンの放送が、もう20年以上前。

ファイナルですら、13年前の作品。

言われてみれば、劇中に出てくる出演者の姿が、とても若々しい。

 

 

20年以上前の作品となると、ひょっとして「古畑? 何それ?」という方がいらっしゃっても不思議ではありませんね。

念の為、ドラマの簡単な説明を。

 

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古畑任三郎シリーズ』は、推理・ミステリ・サスペンスドラマです。

主人公の古畑任三郎は、殺人事件を担当する警察官。ドラマで描かれる事件も、殆どが殺人事件です。

 

古畑は、完全に「頭脳派」の警察官。

「激しい銃撃戦」や「強烈なカーチェイス」的なシーンは皆無。

現場に来る時には、自転車でやってくるというノンビリ感。

推理・聞き込み・取調べ等々の「静かな方法」で、犯人を割り出していきます。

 

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古畑シリーズの特徴は、いわゆる倒叙(とうじょ)」と呼ばれる形式を取っていること。

倒叙とは、「犯人の視点からドラマを描く」という形式です。

 

普通は「誰が犯人か?」を探す警察視点で描かれますが、その逆。

最初に犯行の様子を流し、視聴者に「誰が、どうやって殺したか」を言ってしまいます。

その後、古畑が他の警官と共にやってきて、捜査を始めます。そして、だんだん真犯人に近づいて…という流れ。

 

倒叙モノ自体は、1900年代初頭から存在していましたので、目新しいものではありません。

しかし、映像作品で扱われる事は少ないですね。古畑以前の作品だと、アメリカのドラマ刑事コロンボが有名です。

 

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倒叙の良い所は、主に3つあります。

 

 

一つ目は「普通の推理ドラマとは、真逆のスリルを味わえること」ですね。

犯人の視点で描かれる事で、犯人を追い詰めるワクワク感よりも、「あ、バレちゃう! ヤバい!」というハラハラ・ドキドキ感が味わえます。

 

 

二つ目は「なぜ犯行がバレたのか、その理由を考える事がテーマ」という点ですね。

誰が犯人かは、ドラマの冒頭で描かれています。その為、視聴者の興味は「なぜ犯人だとバレたのか」に集まります。

バレた理由は論理的なものであり、物語の最後でキッチリ説明されます。その説明を聞く前に、「あそこが怪しいんじゃないか?」「あの行動がマズかったんじゃないか?」と、いろいろ考える事が楽しい。

特に「主人公は、かなり早い段階で、犯人に目を付ける」という点が面白い。

頭のキレる主人公は、犯人に「はじめまして」と挨拶をする段階で、早くも「こいつが犯人だな」という強い確信を持ちます。

その理由も後に語られるのですが、「主人公が言う前に当ててみせる」と思い、いろいろ考えることが面白い。

 

 

三つ目は「有名俳優が出演しやすい」ということ。

「何とかサスペンス劇場」的な番組では、新聞のテレビ欄に書いてある出演者一覧を見て、「3~4番目に出てくる有名俳優が犯人じゃないか?」と思ってしまう事が数多あり。

で、蓋を開けてみれば、その予感は的中した…なんて話も多数。

まあ、有名俳優さんを起用して、エキストラ扱いするのは失礼だし勿体無いから、「主人公グループでなければ、犯人役になってしまう」となるんでしょう。苦しい大人の事情ですが、作品の面白みを削る欠点になってしまいます。

倒叙だと、その欠点が丸ごと長所に変わります。犯人を最初に言ってしまうので、有名俳優でも全く問題なし。寧ろ、話が面白くなるでしょう。

 

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「古畑シリーズの中で、一番好きな話はどれ?」と言われたら、私が推すのはひとつ。

 

2ndシーズン『しゃべりすぎた男』です。

 

犯人役は、「明石家さんま」さん。役柄は、やり手の弁護士。

古畑との頭脳戦の行方は?

 

 

 

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