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「理系vs文系」の戦い

本格的な受験シーズン到来。

今現在、受験生の皆さん、お疲れ様です。来年に受験予定の皆さん、1年なんてアッという間ですから、ボチボチ準備を始めてもいいのでは?

 

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進路を選ぶ際に、まず気になるのは「どの分野に行くか?」

特に悩ましいのは、「理系と文系のどちらに行くか」ではないでしょうか?

 

 

ちなみに、私なりの「理系・文系の線引き」は、こうなります。

理系:物理法則や化学変化など、私たちの身の回りに起こる自然現象を理解する学問。目標は「現象の発生理由を解き明かし、意のままにコントロールする事」。

文系:言語、歴史、思想、社会のルール等、人間の営みを研究する学問。目標は「より良い仕組みを構築する事」。

 

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理系と文系。

特に大学選びになると、「将来どの職業に就くか」が大きく変わってきます。

教員や医師など、「指定された大学の教育課程を経ないと、試験の受験資格を得られない」という職業もありますので。

 

この選択について、リアル世界は勿論、ネット世界でも議論になる事があります。

酷い場合は、「理系vs文系」の構図で、口汚い罵り合いが勃発する事もしばしば。

そういう喧嘩の場で、理系サイドの人がよく使う煽り文句に、以下の様なものがあります。

 

「世の中では、理系が最強。科学技術とか医学とか、全部理系の領分じゃん。」

「文系の存在は無駄。文系は、死ぬまで”作者の気持ち”を考えてろよw」

 

過激な表現ですねぇ。まあ、顔の見えないネットでは、こういう乱暴・嘲笑的表現に出くわす事は多いですけど。

 

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「科学技術とか医学とか、全部理系の領分」

まあ、世の中を「理系か?文系か?」で真っ二つに分ければ、そうなるでしょう。

 

実際の所、理系学問の研究成果は、大きなパワーを発揮しています。現代文明は、理系学問の成果無しでは成立しません。

電気も、パソコンも、通信回線も、病院での治療も…多くのモノが、理系学問の成果によるものです。それはその通り。

 

しかし、「理系学問だけやればよい。文系学問は意味が無い」という考えに至るならば、それは危険だと思います。

なぜなら、「文系要素を完全に抜いた理系学問は、存在できないから」です。

 

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「理系最強説」を唱える人の多くは、自分の文系スキルについて、スッカリ見落としています。

 

理系学問で成果を出す為には、「論文を発表し、多くの学者や研究者に読んで貰い、内容を確認して貰う」という作業が必要になります。

その論文は、何で出来ていますか?

 

「言葉」「文字」「言語」ですね。文系学問の分野です。

 

そこでは、文章執筆能力や読解能力が問われます。

どんなに立派な実験結果を出したとしても、上手に伝えて注目して貰わなければ、存在しないのと同じ。

人間同士で情報交換する為には、「ことばのちから」が必要。上手・下手も重要。

 

また、「研究論文を発表すれば終わり」というワケでもありません。

次のステップとして、「学会での口頭発表(プレゼン)」「マスコミ等への記者会見」「研究予算の獲得に向けた説得工作」などが挙げられるでしょう。

そこでは、「話術・説得術」「外国語」「相手の思想や文化に対する理解」「コミュニケーション能力」等が必要になります。これも、文系が得意とする分野です。

 

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理系分野の研究。

研究結果に基づく製品の生産・サービスの提供。

これらも「人間の営み」には違いありません。

 

文系は「人間の営みを研究する学問」です。

 

文系を馬鹿にした理系学問は、様々なところでブレーキが生じて、なかなか上手くはいきません。

ですから、理系的成果に直結していなくても、疎かにしてはいけないのです。

 

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最後に、「文系は、死ぬまで”作者の気持ち”を考えてろよw」と揶揄する方へ。

 

「作者の気持ちを、正確に当てろ」とまでは言いませんが、「相手の気持ちを読み取る姿勢」は学ぶべきです。

なぜなら、その姿勢が無い人は、理系だろうが文系だろうが、マトモに相手して貰えないからです。

 

理系分野の花形職として「医師」がありますね。

「患者の気持ちを考えない医師」って、どうですか?

世間から相手にされるでしょうか?

 

どんなに勉強や研究を頑張っても、「自分の中だけ」で終わる話は、あまり立派なものとは言えません。

他者に対し、上手に働きかけてこそ、価値を増します。

 

 

【参考資料】『理系バカと文系バカ』

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