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「名前は? 学歴は? 顔写真は?」的なトレンド記事は、ページを見なくても中身が分かる

先日から行方不明だった、関東地方の女子大生。

事件に巻き込まれたかも?…との話が出ていましたが、ここに来て急展開。

 

死体遺棄容疑で男が逮捕され、その男の供述した場所から、女性の遺体が発見されました。

 

www.sankei.com


 

逮捕されたのは、広瀬晃一容疑者(35)。

見た目のインパクトもさることながら、名前の読み方が「ひろせ こういち」という事で、ネットがざわつきました。人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」に登場する主要キャラクターと同じ名前だったからです。(ジョジョのコウイチ君は「広瀬 一」で、漢字が違いますけど)

 

まあ、まだ逮捕されたばかりで、本格的な捜査はこれからです。

「容疑者の供述に基づいて捜索したところ、女子学生らしき遺体が出てきた」という話なので、全くの冤罪というワケじゃ無さそうですが…。

真相はこれから明らかになってくるのでしょう。マスコミ各社の報道内容に注視したいところです。

 

(※2/2追記:遺体は、行方不明の女子大生と確認されました 。)

遺体は不明の女子大学生 菊池捺未さんと確認 広瀬晃一容疑者(35)逮捕 - FNN.jpプライムオンライン

 

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で、当記事の本題。

 

上記リンク先記事の様な「インパクトの強いニュース」が出ると、

必ず、

「容疑者の名前は? 顔写真は? 学歴は? 住所は?」みたいな記事が続出して、Google検索の上位を埋め尽くす…。

 

そういった事態が、やたらと目に付きます。今に始まった事じゃありませんが。

世間一般では、「アフィリエイト(ネット広告で収入を得る行為)目的のトレンドブログ」と揶揄されてしまうモノです。

 

 

私は、そういう記事が嫌で仕方ない。

 

 

なぜなら、検索に引っかかった見出しを見るだけで、「あ、煽るだけ煽って何も得られない、広告料金稼ぎの記事だな」と思うから。

そう思う理由は、「過去に、そういう記事を100個ほど見たが、99%が中身の全く無い、ただの焼き直し記事だったから」です。

 

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私は、トレンドを追いかける事やアフィリエイト活動を、頭から否定する気は皆無です。ドンドンやって頂いて結構だと思います。

マスコミ報道・書籍・他サイト情報などを引用する事も、バンバンやっていいと思います。

 

しかし、「自己の考察や分析」が殆ど無いパクリ記事や、著作権法違反の内容をタレ流す記事は駄目。

トレンドブログには、そういった不適切記事が多すぎて、もう見出しを目にするのも嫌なんです。検索上位にそういうのがワラワラ沸いてくると、もう唖然。

その為、自分の欲しい情報は、トレンドブログが検索上位にヒットしにくい「ニュース」のカテゴリで探す事にしています。(そうすると、大手マスコミや、著名ジャーナリスト等の記事が優先的に出てくる)

 

「たかがトレンドブログに、そこまでカリカリしなくてもいいのでは?」と仰る方もいるでしょうが、個人的には我慢できません。

そう思うのは、過去に「WELQ騒動」に巻き込まれたから…でしょうね。

質の悪い記事や、100%パクリ記事に邪魔された経験があるから、余計に頭に来るのでしょう。

 (参考:「WELQ(ウェルク)騒動」を振り返る その1 WELQって何? - makaran宝箱

 

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「中身スッカラカンの、見出しで煽るだけの記事」には、共通する特徴があります。

 

  1. その日に報道されたばかりの事件について、大手マスコミ並みの高速スピードで、ネットに記事をアップする。
  2. 題名に、「名前は?」「顔写真は?」「住所は?」「家族は?」「学歴は?」「動機は?」「Facebookアカウントは?」等の言葉を並べ、マスコミ報道より深堀りした情報が書いてありそうな”雰囲気”を出す。
  3. しかし、肝心の中身は「大手マスコミの記事を丸写し」「ツイッターやインスタなど、誰でも閲覧可能なもの」ばかり。目新しい情報は、ほぼゼロ。
  4. 著作権法に定められた引用ルールを守っていない。(例:引用元の明記、引用部分を分かりやすく区切る事など)
  5. 文章や画像を引用するが、引用元も「パクリ記事」だったりする。引用元の素性を調べず、ネタを持ってくる事しか考えていない。
  6. 身元のしっかりしたサイト等からでも、画像や動画をパクって載せる。許可された方法以外での無断転載は、典型的な著作権法違反。(画像や動画は、文章よりも引用ルールが厳しい。)
  7. 結論は「マスコミが書いてないので、分かりません」というものが多数。

 

要は、中身が無いどころか、犯罪行為の末に書かれた記事が多いのです。

著作権法違反は、立派な犯罪。一番重い刑罰は「10年以下の懲役、若しくは1000万円(いっせんまんえん)以下の罰金。両方を喰らう場合もある」というもの。

著作権法の第百十九条に書いてあります。

http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=345AC0000000048#991

 

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…とまあ、トレンドブログを批判しまくっているわけですが、トレンドブログの全部が悪いとは思いません。「悪質なものが圧倒的に多い」とは思いますけど。

中には、ちゃんと自分の意見を入れていたり、引用ルールを守ったり、自前で素材を用意したり等、苦労が伝わって来る記事もあります。

極稀にですが、大手マスコミが流さない、埋もれる情報を拾って掲載しているモノもあります。そういう記事は貴重です。

 

しかし、悪質記事か貴重な記事か、読んでみないと分からないのが難儀なところ。

確認の為にページを訪問したら、閲覧数が上がります。閲覧数は広告収入の大事な要素なので、読めば作成者の利益になる場合が多いんです。ジレンマですね。

 

そういう事情もあり、私は「見出しだけを見て、9割方、読む・読まないを判断する」という事に決めています。

見出しの判断基準は、既に書いたとおり。書き方に独特のクセがあり、何となく分かります。

 

それに加えて、「大手マスコミ報道から、どれくらいの時間を空けて記事を投稿しているか」という所も見ます。

自分の分析や考えを文章化するには、時間と手間がかかります。マスコミの第一報から、全く間を空けていない場合、高確率で「丸パクリ」「切り貼り」「マスコミが報じていないので、詳しくは分かりません」という記事である、そう思っています。

 

どのくらいの時間が「間を空けていない」と言えるか?…というのが難しいですが、少なくとも、10分やそこらで出現するトレンドブログは絶対怪しい。1時間くらいでも疑いますね。

個人的には、どんなに早くても2~3時間くらいはかかると思います。そこに、先程の「見出しの特徴」を加えて、見るか・見ないかを決めます。

 

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情報に付加価値を付けるには、時間と手間が必要。早けりゃ良いというモノではありません。

面白い記事や、興味深い文章を書こうと思えば、それなりにシンドイ思いをしなければならないんですよね。

そういう「シンドイ思いをして書かれた記事」には、読み応えのあるモノが多く、応援したくなります。そういう記事が増える様に、願っています。

 

質の悪い記事を駆逐し、良い記事を増やすには、「読み手であるユーザーが、見るサイトを賢く選ぶ」という習慣を身に着けなければなりません。

「煽りまくったけど、誰も訪問してくれないから、アフィリエイトがうまくいかない。広告収入が手に入らない」となれば、変な記事を書く人も減るでしょう。

大手マスコミと、全く同じ構造です。

 

 

(参考:著作権について)

著作物を無断で使うと? | 著作権って何? | 著作権Q&A | 公益社団法人著作権情報センター CRIC

 

 

【参考資料】『図解入門ビジネス 最新 著作権の基本と仕組みがよーくわかる本[第2版]』

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